50cm平面鏡(続き) 投稿者:
夢作 投稿日:2007/04/21(Sat) 20:20 No.65 |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/04/22(Sun) 13:49 No.68 | |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/04/23(Mon) 22:38 No.73 | |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
フ〜 - 2007/04/24(Tue) 21:17 No.76 | |
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夢作さん今晩は、相変わらず気の遠くなるような作業ご苦労さんです・・平面作るのも機械で磨くとはいえ平らにならないといら立ちそうですね。短気な私には到底無理な作業です。ニュートン・フリンジは正確な面だと真直ぐになるものなのですか?素人発言ですみません・・・ |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/04/24(Tue) 22:44 No.77 | |
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フ〜さん、今晩は。
50cm通常形状ミラーは、重くて参ります。 これが60cmだと70kgになりますから、1人で扱えるのは50cmが限界です。 宮古島の50cmはシンミラーですから、軽いのは良いけれど、変形で苦労しますね。 すばる望遠鏡みたいに能動支持に出来れば良いのですけれどね。
鏡磨きというのは釣りと同じで短気な人向きなんですよ。私も極端に短気ですからね。 木辺和尚なんかは、それこそ・・。 気の長い人には良い鏡は磨けません。これ古今東西の常識・・シュミット・カメラの ベルンハルト・シュミットなんかは、それこそ・・。
ニュートン・フリンジが真直ぐになるのは、相手の面(原器など)との曲率半径が 一致している時です。正確かどうかは相手の面の精度に依存します。 つまり、相手の面(原器)の精度が良くて、重ねた時にフリンジが真直ぐになれば その面の精度も良いということになりますね。 |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
わたなべ - 2007/04/24(Tue) 23:21 No.78 | |
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夢作さん、こんばんわ。ご無沙汰しております。 平面製作過程の紹介参考になります。 が、中央が遅れているのはちょっとこまりましたね。私としては、そこからどうやって立て直すかとても興味がありますが・・・。 こちらは、ようやく時間が少しとれるようになり、研磨機の改造を行っています。
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Re: 50cm平面鏡(続き)
KAZ - 2007/04/25(Wed) 00:10 No.80 | |
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わたなべ さん、お久しぶり、KAZ です。
鏡の話題は、私には難しすぎて、理解不能のところもありますが、興味はあります。 ニュートン・フリンジと言うのかニュートン・リングと言うのか良く分かりませんが、夢作さんが平面度のために 苦労しているのは分かります。真ん中が磨かれないと言うのは、真ん中辺の研磨速度が遅いかパワーが足りないか 回数(頻度)が少ないとかなのでしょうか。もちろん、夢作さんはこういったことも織り込み済みと思いますけど。 まさか、真ん中だけ、材料が硬いなんていうことは、ないですよね。 |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/04/25(Wed) 15:08 No.81 | |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
わたなべ - 2007/04/25(Wed) 21:20 No.82 | |
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夢作さん、KAZさんこんばんわ。 中央までピカピカになったのですね。ここから先が大変興味があったのですが・・・続編をまっていま〜す。 副鏡の方も興味大です。 研磨機の方は、使っていないので40cm級は問題がでるかもしれません。その時はシンクを外すつもりです。 |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/04/25(Wed) 22:12 No.83 | |
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わたなべさん、今晩は。
> 副鏡の方も興味大です。
来週早々から副鏡の研磨に掛かりますが、ここまで公開してしまったら、もう副鏡研磨も公開せざるを得ないですね。(笑)
この40cmカセグレンは、かなりレベルの高い公共天文台に納まるので、プレッシャーがかかります。(苦) |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/05/02(Wed) 17:01 No.97 | |
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先日から40cmカセグレンの副鏡研磨に入っていますが、遊んでいる研磨機ばかり並ばせておくのも勿体無いので、50cm平面鏡も同時進行で進めることにしました。
No.81の状態は面が凸面になっているわけですから、凸面を山に例えるなら、山を少しずつ削って低くして行き、最後には平地にしないといけません。
そのために、先ずは山の中腹を削ることにしました。中腹を多く削るように研磨機を調整して2時間研磨した結果が写真1と2です。 中腹を削ったので、中央付近で検査したニュートン(写真1)は半径方向に縦長に、周辺部で検査したニュートン(2)は円周方向に縦長になっています。
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Re: 50cm平面鏡(続き)
わたなべ - 2007/05/02(Wed) 22:55 No.98 | |
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夢作さん、こんばんわ。 2台同時作業ですね、ご苦労さまです。 ところで、研磨液の補充は鏡を外さずに周囲から補充するのですか? 補充の度に、鏡を外すのは大変ですよね。 こちらは、一応動作するようになったので、試し研磨始めました。 研磨液の乾燥と流れ出しが早いので、研磨液の補充で張り付かないといけないので、改良する予定です。 28,29日に伊豆一泊(沼津→中伊豆→城ケ埼[宿]→伊東)しました。 工場にお邪魔しようかとも思いましたが、タイトスケジュールのため、また今度の機会にお邪魔させてください。 今回は、吹きガラス体験をやってきました。コップの冷却は一晩かけるそうです。鏡材のアニールは、何時間かかるのでしょうかね。1週間くらいですか?とか考えちゃいました。
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/05/03(Thu) 15:27 No.99 | |
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わたなべさん、こんにちは。
良かった! もし来られていたら、私は両日とも午後は不在でした。 28日は猫越庵、29日は沼津へ行っておりました。 また何時か遊びに来てください。
コップ作り(?)手馴れた感じに撮れてますねぇ、年季の入ったガラス職人に見えますよ。(笑)
研磨液の補充は、私は鏡が目一杯ずれた時に周囲からハケで補充しています。 最初に塗るセリウムと水の量を上手く加減すれば、全然流れ出さないようにすることも できますが、大口径では流れ出さないようにするのは難しいですね。
安くて簡単な方法としては、点滴の器具を入手してポタポタ垂らすのが良いでしょうね。 |
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/05/03(Thu) 16:37 No.100 | |
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今度は、山の中腹から山頂にかけて削るように研磨機を調整して1時間研磨後です。 山頂は一挙に削られて、ほとんど平地になってしまいました。(写真1) 芯ガラスは、もはや何の役にも立っていませんね。(これはちょっと予想外)
この研磨により、外輪山(中腹から山頂にかけて削られた結果残った麓の部分)は 相対的に高くなり、ニュートンの楕円度が強くなりました。(写真2)
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/05/04(Fri) 10:01 No.101 | |
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その後、数時間の均し研磨を行なった結果、周辺部のニュートンも丸くなってきました。(写真2) 外輪山のピークが今までより外周に追いやられたので、外周寄りのニュートンが密になっています。
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Re: 50cm平面鏡(続き)
夢作 - 2007/05/09(Wed) 18:19 No.114 | |
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その後3,4日ほど40cmカセグレンの副鏡に掛かりっきりで、そちらは完成して メッキに出しましたが、50cm平面はまたも中断してしまいました。 No.101の後、さらに2時間ほど均し研磨を行なった後の写真です。(この後中断) 中央部で凸1本、周辺部で凸2.5本といったところでしょうか。
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