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50cm平面鏡(No.114以後)  投稿者: 夢作 投稿日:2007/05/11(Fri) 12:00 No.117

50cm平面研磨を一昨日から再々開しましたが、長くなるので別タイトルにしました。

そろそろフリンジテストは参考程度に止め、球面鏡テストに切り替える必要が有ります。
面のスロープの様子はフリンジテストよりも球面鏡テストのほうが、はるかに敏感に検出出来るからです。
正確に言うと”球面鏡利用による平面のテスト”でしょう。

この50cm平面鏡の用途がナルテスト(オートコリメーションテスト)用なので、平面度はそれほど必要性は無く、
半径の大きな(数百メートル以上)球面でも良いのです。
求められるのは平面度よりもスロープの滑らかさで、山や谷、リング、段差などが無いことが重要です。
これらの欠点の検出に球面鏡テストは絶大な威力を発揮します。

球面鏡テストの原理は、球面鏡の球心ナイフエッジテスト(フーコーテスト)そのものです。
但し、光路の途中に出来るだけ球面鏡に近付けて、テストする平面を45度に傾けて配置します。(写真1)
球面鏡は出来るだけ完全球面に近いものでなければテストの精度が落ちます。
今回は50cmF5.6、λ/53の球面鏡を使用しました。

No.114の段階での球面鏡テストが(写真2)です。
起伏に右側から光が当って影が出来ていると考えて下さい。
真っ平らに見える平面がこんなにでこぼこしているとは!





Re: 50cm平面鏡(No.114以後)   夢作 - 2007/05/12(Sat) 11:03 No.118

その後、No.117の(写真2)でドーナツ状に盛り上がった部分を除去しましたが、
全体的にパラボラ状の影になりました。(左写真)
こんなに濃い影が見えても中央部のフリンジテストは良好で、フリンジを広げると
ワンカラーになります。芯ガラスとの繋がりも完全に回復しました。(右写真)

しかし、これからの作業が長い・・・





Re: 50cm平面鏡(No.114以後)   夢作 - 2007/05/13(Sun) 14:10 No.119

パラボラ状になった面を再び元に戻し、ドーナツ部分を少しずつ削って低くしている途中です。(写真1)
中央の窪地は最後まで残りそうだなぁ・・

中央部、中間部、周辺部のフリンジテストも掲げておきます。
中央部凸1本、中間部凸1.5本、周辺部凸2本といったところでしょうか。
芯ガラスとの繋がりは再び悪くなりました。これはパラボラを元に戻す時のやや無理な
研磨(下向き全面盤による)の為です。





Re: 50cm平面鏡(No.114以後)   夢作 - 2007/05/14(Mon) 18:25 No.120

その後の進捗状況です。左は今日の午前、右は夕方の状態。

ドーナツ台地は大分低くなりました。しかし・・右の写真を見ると、
芯ガラスがその役目を果たしていない為、中央の窪地とは別個に穴の
周りも窪地になって来ましたねぇ・・つまり二つの窪地が繋がって
細長い窪地の状態。さて・・。





Re: 50cm平面鏡(No.114以後)   夢作 - 2007/05/17(Thu) 15:25 No.130

その後、50cm平面鏡の研磨は中断したままで、今は25cmF6放物面に取り掛かっています。

No.120右写真のフリンジテストをアップしておきます。
中央凸1.3本、中間凸1.3本、周辺凸1.5本位ですね。



昔懐かし・・  投稿者: 夢作 投稿日:2007/05/08(Tue) 20:42 No.113

今日の夕方ちょいと用事があって伊東に行って来ました。

とあるうらぶれた一角に何だか懐かしい(?)看板が・・いや、こんなの
知っているのは一回り上の世代だなぁ・・何で懐かしいんだろ?




Re: 昔懐かし・・   KAZ - 2007/05/09(Wed) 22:57 No.115

夢作 さん、こんにちは、KAZ です。

トリス、子供の頃には何故かあこがれていました。TVのCMも面白かったです。あと同じ頃、
ペンタックス、ペンタックスと言うCMにも引かれていました、どちらも漫画でしたね。

なお、我が近所のレトロをアップ。昔なつかしの郵便ポストです。まだ、現役です。証拠は2枚目、
集配の時間が書かれています。3枚目は置かれている場所。なんと大手コンビの隣です。しかも
置いてある場所は、別のコンビニ。東武東上線の駅の改札から、わずか徒歩3分です。





Re: 昔懐かし・・   夢作 - 2007/05/10(Thu) 19:16 No.116

KAZさん、今晩は。

> トリス、子供の頃には何故かあこがれていました。TVのCMも面白かったです。

「トリスを飲んでハワイへ行こう!」でしたっけ?
トリスバーって安サラリーマンが安く飲めるバーだったようですね。
トリスのハイボールが目玉だったとか・・
もう少し早く生れていたら面白い時代だったかも・・?

> ペンタックス、ペンタックスと言うCMにも引かれていました、

「ボーエンだよ、ボーエンだよ、ワイドだよ」ですね。なぜか脳にこびり付くCMでしたね。

昔懐かしのポストは、確か当地のM小の玄関前にも在ると思います。
数年前には、プロパンガスボンベを加工した家庭用の郵便ポストがホームセンターに売って
いましたね。そう言えば最近は見かけないなぁ。




Re: 昔懐かし・・   なかを - 2007/05/15(Tue) 01:04 No.122

「ペンタックス,ペンタックス…」も
「トリスおじさん」も,柳原良平さんの絵ですね。

伊豆諸島に向けて運航している,東海汽船のジェットフォイルのペイントも,柳原さんのデザインなんだそうです。
あのジェットフォイル,佐渡汽船あたりから中古で購入したものらしい…




Re: 昔懐かし・・   KAZ - 2007/05/15(Tue) 21:04 No.123

なかを さん、こんにちは、KAZ です。

そうですか、ペンタックスもトリスも同じ方の作だったとは、両方とも思い出深い理由が理解できました。

伊豆のジェットフォイルは、佐渡のですか、だとしたら、一度乗っているかもしれないです。


50cm平面鏡(続き)  投稿者: 夢作 投稿日:2007/04/21(Sat) 20:20 No.65

50cm平面鏡の続きです。

画像説明1:仕上げずりの終わったシタール鏡材のコバにピッチ液を塗り、裏面にヘタを貼り付ける。

画像説明2:研磨機で研磨中の50cm平面鏡。

画像説明3:ちょっといい加減に作り過ぎたピッチ盤(笑)。どうせ数時間研磨すれば鏡材の重み(ヘタと+で38kg)で密着するだろうと思っていたら、何時間経っても全然密着しない。肌色の部分が鏡材と密着して研磨が利いている部分で、黒い部分は鏡材との間にわずかに隙間があって研磨が利いていない。

画像説明4:砂目除去の様子。中心に近いほど砂目が抜けず、すりガラスのままになっている。上の実質リング状のピッチで磨いたんじゃねぇ・・

画像説明5:一応162mm径の平面原器を重ね合わせて検査してみると、ニュートン5本程の凸面になっていました。





Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/04/22(Sun) 13:49 No.68

しかし、このまま作業を続けるのもちょっと不味いので、ピッチ面の平坦化を図ることにしました。

先ずは水道の水をジャージャーかけながら真鍮のワイヤブラシでピッチ面を洗います。(1)

洗い終わったピッチ面。(2)

さて、どうやってピッチ面を平らにするか・・φ270mmの平面鉄皿を熱して、スタンプのようにピッチ面にあちこち押し付ければ、そこそこ平坦になるでしょう。で、この鉄皿の平面度を球面計で測ってみたら・・ありゃ、かなり強度の凹面・・ま、いいや。(3)

ガスコンロで鉄皿を熱します。(4)

熱した鉄皿にセリウムを塗ってピッチ面にあちこち押し付ける。1ヶ所に長く留めないのがコツ。(5)

後は研磨しているうちに馴染んで密着してくるでしょう・・・ホント?(6)





Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/04/23(Mon) 22:38 No.73

> 後は研磨しているうちに馴染んで密着してくるでしょう・・・ホント?(6)

さて、3時間後・・う〜む、面積はかなり縮小されましたが、やっぱり中央部がほとんど磨かれてませんねぇ。(1)

平面度はどうでしょうか。周辺部(2)と中央部(3)のニュートン・フリンジです。相変わらず5〜6本の凸ですね。

研磨機のモーターがヒーヒー悲鳴を上げるので、倍の出力のモーターを取り付けました。400W(1/2馬力)です。(4)

こちらは通常使っている200W(1/4馬力)のモーター。(5)





Re: 50cm平面鏡(続き)   フ〜 - 2007/04/24(Tue) 21:17 No.76

夢作さん今晩は、相変わらず気の遠くなるような作業ご苦労さんです・・平面作るのも機械で磨くとはいえ平らにならないといら立ちそうですね。短気な私には到底無理な作業です。ニュートン・フリンジは正確な面だと真直ぐになるものなのですか?素人発言ですみません・・・




Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/04/24(Tue) 22:44 No.77

フ〜さん、今晩は。

50cm通常形状ミラーは、重くて参ります。
これが60cmだと70kgになりますから、1人で扱えるのは50cmが限界です。
宮古島の50cmはシンミラーですから、軽いのは良いけれど、変形で苦労しますね。
すばる望遠鏡みたいに能動支持に出来れば良いのですけれどね。

鏡磨きというのは釣りと同じで短気な人向きなんですよ。私も極端に短気ですからね。
木辺和尚なんかは、それこそ・・。
気の長い人には良い鏡は磨けません。これ古今東西の常識・・シュミット・カメラの
ベルンハルト・シュミットなんかは、それこそ・・。

ニュートン・フリンジが真直ぐになるのは、相手の面(原器など)との曲率半径が
一致している時です。正確かどうかは相手の面の精度に依存します。
つまり、相手の面(原器)の精度が良くて、重ねた時にフリンジが真直ぐになれば
その面の精度も良いということになりますね。




Re: 50cm平面鏡(続き)   わたなべ - 2007/04/24(Tue) 23:21 No.78

夢作さん、こんばんわ。ご無沙汰しております。
平面製作過程の紹介参考になります。 が、中央が遅れているのはちょっとこまりましたね。私としては、そこからどうやって立て直すかとても興味がありますが・・・。 こちらは、ようやく時間が少しとれるようになり、研磨機の改造を行っています。





Re: 50cm平面鏡(続き)   KAZ - 2007/04/25(Wed) 00:10 No.80

わたなべ さん、お久しぶり、KAZ です。

鏡の話題は、私には難しすぎて、理解不能のところもありますが、興味はあります。
ニュートン・フリンジと言うのかニュートン・リングと言うのか良く分かりませんが、夢作さんが平面度のために
苦労しているのは分かります。真ん中が磨かれないと言うのは、真ん中辺の研磨速度が遅いかパワーが足りないか
回数(頻度)が少ないとかなのでしょうか。もちろん、夢作さんはこういったことも織り込み済みと思いますけど。
まさか、真ん中だけ、材料が硬いなんていうことは、ないですよね。




Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/04/25(Wed) 15:08 No.81

わたなべさん、KAZさん、こんにちは。

わたなべさん、立派な研磨機ですね。
少しお尋ねしてもよろしいですか?
鏡を外す時、横にずらすと思いますが、シンクが深過ぎて邪魔になりませんか?

わたなべさん、KAZさん、今はもう中央までカンピカ(完全ピカピカ状態)です。(写真1)
中央の磨きが遅れた理由はNo.65、No.68の写真で分かるように、中央が全然当ってないピッチで磨いた為です。
長時間研磨している内に、やっと中央まで当ってきました。
大きな押し皿が有れば、苦労は無かったのですが・・。

面の状態は相変わらず凸6〜7本です。(写真2と3)
芯ガラスとのフリンジの繋がり部分に少し乱れが出ていますが、止むを得ません。

40cmカセグレン主鏡のアルミ蒸着が上がって来たので、今度は副鏡の製作に掛からなければ
ならなくなったので、50cm平面は残念ながら時間切れ、無期限中断です。





Re: 50cm平面鏡(続き)   わたなべ - 2007/04/25(Wed) 21:20 No.82

夢作さん、KAZさんこんばんわ。
中央までピカピカになったのですね。ここから先が大変興味があったのですが・・・続編をまっていま〜す。
副鏡の方も興味大です。
研磨機の方は、使っていないので40cm級は問題がでるかもしれません。その時はシンクを外すつもりです。




Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/04/25(Wed) 22:12 No.83

わたなべさん、今晩は。

> 副鏡の方も興味大です。

来週早々から副鏡の研磨に掛かりますが、ここまで公開してしまったら、もう副鏡研磨も公開せざるを得ないですね。(笑)

この40cmカセグレンは、かなりレベルの高い公共天文台に納まるので、プレッシャーがかかります。(苦)




Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/05/02(Wed) 17:01 No.97

先日から40cmカセグレンの副鏡研磨に入っていますが、遊んでいる研磨機ばかり並ばせておくのも勿体無いので、50cm平面鏡も同時進行で進めることにしました。

No.81の状態は面が凸面になっているわけですから、凸面を山に例えるなら、山を少しずつ削って低くして行き、最後には平地にしないといけません。

そのために、先ずは山の中腹を削ることにしました。中腹を多く削るように研磨機を調整して2時間研磨した結果が写真1と2です。
中腹を削ったので、中央付近で検査したニュートン(写真1)は半径方向に縦長に、周辺部で検査したニュートン(2)は円周方向に縦長になっています。





Re: 50cm平面鏡(続き)   わたなべ - 2007/05/02(Wed) 22:55 No.98

夢作さん、こんばんわ。
2台同時作業ですね、ご苦労さまです。
ところで、研磨液の補充は鏡を外さずに周囲から補充するのですか?
補充の度に、鏡を外すのは大変ですよね。
こちらは、一応動作するようになったので、試し研磨始めました。
研磨液の乾燥と流れ出しが早いので、研磨液の補充で張り付かないといけないので、改良する予定です。
28,29日に伊豆一泊(沼津→中伊豆→城ケ埼[宿]→伊東)しました。
工場にお邪魔しようかとも思いましたが、タイトスケジュールのため、また今度の機会にお邪魔させてください。
今回は、吹きガラス体験をやってきました。コップの冷却は一晩かけるそうです。鏡材のアニールは、何時間かかるのでしょうかね。1週間くらいですか?とか考えちゃいました。





Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/05/03(Thu) 15:27 No.99

わたなべさん、こんにちは。

良かった! もし来られていたら、私は両日とも午後は不在でした。
28日は猫越庵、29日は沼津へ行っておりました。
また何時か遊びに来てください。

コップ作り(?)手馴れた感じに撮れてますねぇ、年季の入ったガラス職人に見えますよ。(笑)

研磨液の補充は、私は鏡が目一杯ずれた時に周囲からハケで補充しています。
最初に塗るセリウムと水の量を上手く加減すれば、全然流れ出さないようにすることも
できますが、大口径では流れ出さないようにするのは難しいですね。

安くて簡単な方法としては、点滴の器具を入手してポタポタ垂らすのが良いでしょうね。




Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/05/03(Thu) 16:37 No.100

今度は、山の中腹から山頂にかけて削るように研磨機を調整して1時間研磨後です。
山頂は一挙に削られて、ほとんど平地になってしまいました。(写真1)
芯ガラスは、もはや何の役にも立っていませんね。(これはちょっと予想外)

この研磨により、外輪山(中腹から山頂にかけて削られた結果残った麓の部分)は
相対的に高くなり、ニュートンの楕円度が強くなりました。(写真2)





Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/05/04(Fri) 10:01 No.101

その後、数時間の均し研磨を行なった結果、周辺部のニュートンも丸くなってきました。(写真2)
外輪山のピークが今までより外周に追いやられたので、外周寄りのニュートンが密になっています。





Re: 50cm平面鏡(続き)   夢作 - 2007/05/09(Wed) 18:19 No.114

その後3,4日ほど40cmカセグレンの副鏡に掛かりっきりで、そちらは完成して
メッキに出しましたが、50cm平面はまたも中断してしまいました。
No.101の後、さらに2時間ほど均し研磨を行なった後の写真です。(この後中断)
中央部で凸1本、周辺部で凸2.5本といったところでしょうか。



双眼鏡  投稿者: KAZ 投稿日:2007/05/07(Mon) 22:26 No.110

みな さん、こんにちは、KAZ です。

友人から双眼鏡を分けてもらいました。私には、何も分かりません。見え具合はまあまあです。
製造元は、TENTO 製造国は、USSR(旧ソ連邦だよね?)。7×50で、クラシックな皮ケースに入っています。
オレンジ色のフィルターが2個。ムーンフィルターでしょうか。

程度は、対物の両方に小さなカビ(内側なので、取れない)。接眼部もお世辞にはきれいではありません。
車載用にしようかと思っています。 もう、車は倉庫状態ですけど。





Re: 双眼鏡   まき - 2007/05/07(Mon) 23:35 No.111

KAZさん、こんばんは。

TENTO(読み方は?)の7×50ですか。
#通の方から譲っていただいたのでしょうか。

HC-BINOみたいにK社が輸入していたのではないでしょうから、どういう
流通経路で入ってきていたのかは知りませんが、ヤフオクではたまに
見かけます。
#その都度入札しますが、いまだに縁はありません・・

古めのロシアン双眼鏡は軍用技術を転用していたのか、見かけはともかく
性能は結構良いものがあるので掘り出し物かも・・!

私のロシアンは、旧タイプのHC-BINO 10×50だけですが、
中心解像度とコントラスト、微光星の見え方などは結構感動ものです。





Re: 双眼鏡   KAZ - 2007/05/07(Mon) 23:55 No.112

まき さん、こんにちは、KAZ です。

譲ってもらった相手は、普通のおじさん、すし屋のオヤジです。本人もどういう経由で、手に入れたのか覚えていないそうです。
最近なぜか出てきて、私と一緒に野球を見に行ったときに、私の双眼鏡を使った記憶から、私に譲ろうと思ったようです。

皮のケースに入れっぱなしだったので、(無視できる程度の)小さなカビや接眼部の汚れは気になりますが、
見え方には、影響な少なそうです。昼間見た感じは、結構良かったので、大事に使うことにします。


星空の音楽界  投稿者: KAZ 投稿日:2007/05/04(Fri) 22:04 No.102

 昨日から秩父の登谷牧場に来ています、”星空の音楽界”です、いつものメンバーにも会うことが出来ました。
珍しいものとしては、埼玉のOさんの20センチ平面鏡を見させていただきました。写真の大きいほうが20センチで、
たしか精度がλ/20、小さいほうが8センチでλ/5、びっくりしたのは、両者を重ねてもリングが見えないこと、
お互いにすごい平面度です。(私の見方が悪いのかな)もちろん、外径(サイズ)が大きくなればなるほど、平面度が
困難になるのは、想像できます。直径の二乗以上かな。
 続いて、同じくOさんの20センチ反射望遠鏡。昨夜は土星をコンパクトデジカメとこの反射望遠鏡で撮りましたが、肉眼で見たほうがきれいでした。
 今日の昼間には、買い物のついでに、T社の工場も外側から見てきました。そして、あるMおじさんの本を買って、サインをしていただきました。





Re: 星空の音楽界   titan - 2007/05/05(Sat) 09:25 No.103

夢作さん ご無沙汰しています。
KAZさん、昨日はお世話になりました。
私も星空の音楽会に参加してきましたので、補足も兼ねて報告します。
Oさんは北軽井沢観測所の方で昨年写真のFS-200カーボン鏡筒を完成させました。20cmF10自作カーボン鏡筒としては他に類を見ないものでその重量は10キロ程度です。鏡筒の作り方はまずカーボンクロスで板を作り完全硬化後にロールして鏡筒にするという斬新な方法です。自作派にとってFRP鏡筒は理想的なのかもしれません。強度もCFRPの2プライですと鉄1mm厚以上の強度になります。私も真似して作りたいです。




Re: 星空の音楽界   KAZ - 2007/05/05(Sat) 15:05 No.105

titan さん、こんにちは、KAZ です。

昨日はどうもありがとうございました。そして、ご補足、ありがとうございます。

では、私は夕日と夜景をアップします。まずは、夕日を見守る美女たち、そしてたまたま現れた飛行機。
夜景は、登谷山から見た寄居方面。水平の明るい道は、多分国道254号線。この登谷山、大して高い山(654m)ではないが、
登り勾配がきつかった、200メートルほど20%(約11度)の急坂です。40メートル登ります。この山を都合2回登りました。

番外で、八重桜とそれを見るM本おじさん。

#今回の秩父は、人工衛星が良く見えました。写真の取れたのは一つだけですが、明日にでもアップします。





Re: 星空の音楽界   夢作 - 2007/05/06(Sun) 11:10 No.106

KAZさん、こんにちは。

楽しい連休だったようですね。

> びっくりしたのは、両者を重ねてもリングが見えないこと、

これには幾つかの原因が考えられます。
まず第一に屋外だったこと。室内なら天井の蛍光灯のお陰で大分見やすくなります。
第二に2枚の平面の間にゴミとか砂とかの異物が入って、2枚の間隔が開き過ぎていたこと。

ニュートンは薄膜の干渉(この場合は2枚のガラスに挟まれた薄い空気の層)によって生じる
のですから、平面どおしとか曲率半径が一致した球面どおしを重ねると、必ずニュートンが
見えます。




Re: 星空の音楽界   KAZ - 2007/05/06(Sun) 15:33 No.107

夢作 さん、こんにちは、KAZ です。

きっと昼間だったから見えなかったんですね。

ところで、5日の20時18分頃にイリジウム衛星のフレアが見えましたが、ちょいと方法が違ったので、
あわててカメラを動かしたので、後半しか写りませんでした。(実際は最初からちゃんと視野に入っていたのに、
勘違いして動かしてしまいました、残念)

続いて、上り坂、写真では分かりにくいですが、実際には空に向かって道が伸びています。

なお、現地ではT製作所の皆様方と石川町のAさんなど多くの方にお世話になりました、ありがとうございました。





Re: 星空の音楽界   夢作 - 2007/05/06(Sun) 17:44 No.108

KAZさん、こんにちは。

もう一つ考えられるのは、重ね合わせる両面が非常にきれいに清掃されていて、
重ねる時にも細心の注意を払って小さなゴミの一つも入らないようにすると
ニュートンの幅が広がって、ちょっと見には何も見えないようになります。
面がλ/8程度以上の精度になると、この状態になりやすいです。

水銀灯やナトリウム灯のような特定の波長の光を出す光源で見れば、この状態でも
ちゃんと色が見えます。
これをワンカラーの状態と言い、光学密着している状態ですから剥がすのに相当な
力が必要になり、大口径では危険な状態です。
ニュートンの観察には、光学密着の状態にしないで、数本のニュートンが出るように
加減することが大切です。




Re: 星空の音楽界   KAZ - 2007/05/06(Sun) 23:35 No.109

夢作 さん、こんにちは、KAZ です。

光学系については、高校物理程度しか知らないのですが、理論や計算については、調べても頭が痛くなるばかりです。
でも、ご指摘のことは理解できます。

光学密着しているのを剥がすのが大変と言うのは、金属面で同じことを体験しています。金属ならわざと表面に
傷をつけて、空気が入りやすいようにすることありますが、光学面ではそんなことは出来ないですね。


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