|
深夜2時前(1時57〜58分頃)のことでした。 私と家人は、南天低い「はと座」にいる「ラブジョイ彗星」を観察・撮影するために自宅玄関前の外にいました。
その時、突然、辺りがフワーッと明るく照らされたので、「やけに明るいヘッドライトだな、早く行け!」と舌打ちしていると、ますますボワーッと明るく・・ 「ん?」南天低空方向を見ていた視線を上に向けると、何と満月のように明るい巨大な火の玉が火の粉を撒き散らしながら飛んで行くではありませんか!
「うわっ、大火球だ!」しかも、さらに2、3分後には、まるで落雷のような大音響が響き渡りました。 「隕石の落下かもしれない!」ここで興奮は絶好調! しかし、いくらクリスマスとは云え、田舎の農村の深夜にあまり大声で騒ぐわけにもいきません。 興奮を抑えつつ、出来るだけ冷静に火球が飛んだ方向を見極めることにしました。
見上げた時は、「かに座」の下方、「こいぬ座のプロキオン」と「しし座のレグルス」の中間付近を通過して、「ろくぶんぎ座」から「コップ座」付近で消えました。
掲載画像は「ラブジョイ彗星」ですが、左の画像は火球出現前、右の画像は火球出現中です。 火球出現中の右の画像の背景の空が、火球の光のために月夜のように白く明るくなっているのが分かると思います。 画像処理は、縮小以外もちろん一切してません。
左の画像はカメラのexif情報では02:01:22に撮影、右の画像は02:02:00に撮影となっていますが、 後で調べてみたら3分程進んだ時刻になっていたので、実時刻は3分程マイナスした時刻です。
|
|