さそり座の球状星団 投稿者:
夢作 投稿日:2014/08/24(Sun) 14:32 No.2460 |
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その後、へびつかい座の球状星団は撮れてないので、今日は5月に撮ったさそり座の球状星団です。 もっとシーイングの良い日に撮り直したかったのですが、このところの天候状態では今シーズンはもう撮れないかもしれないので・・
左は、さそり座の心臓「アンタレス」の近くにある大きくて密集度の低いM4です。双眼鏡で見やすい球状星団ですね。 5月7日03時03分に撮影 ISO感度12800にて193秒露出(3枚コンポジット)
右は、アンタレスとさそり座β星の中間付近にあるM80です。M4に比べ視直径はだいぶ小さいですが、密集度は高いです。 5月5日01時52分に撮影 ISO感度12800にて205秒露出(3枚コンポジット)
※ ステライメージ7でコンポジット後、Windows8.1のフォトでコントラスト調整
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Re: さそり座の球状星団
ジーク - 2014/08/28(Thu) 12:33 No.2463 | |
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こんにちは。
私も最近、球状星団の撮影をいろいろ試みています。
まずは、明るい、いて座M22です。
(FS−102+LPS-P2+1.4倍テレコン+Nikon-D90、30秒X5枚) |
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Re: さそり座の球状星団
夢作 - 2014/08/29(Fri) 14:07 No.2464 | |
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ジークさん、屈折で撮影された球状星団をもっと見たいです。 次なる画像のアップを期待しています。
私の方は、今日は初めての散開星団をアップします。 3600mmの焦点距離では広がり過ぎて見栄えのしない散開星団が大部分なのですが、 たて座のM11ならぎりぎりセーフかな?
8月17日21時34分に撮影 ISO12800 30秒露出の1枚画像です。(コントラストのみ調整)
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Re: さそり座の球状星団
ジーク - 2014/08/30(Sat) 10:39 No.2465 | |
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夢作さん、 それでは、リクエストにお応えして、比較用にM11の画像をアップします。 焦点距離(1128mm)の差がしっかり出てしまっていますが。。。
(FS-102+LPS-P2+TC-14+D90、30秒X5枚コンポジット) |
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Re: さそり座の球状星団
夢作 - 2014/08/30(Sat) 22:55 No.2466 | |
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ジークさん、3分の1以下の焦点距離にもかかわらず良く撮れていますね! 逆に言うと、3倍強のトリミング拡大ということになりますから、それでこの星像はさすがフローライト屈折ならではですね。 球状星団も見せてください。 |
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Re: さそり座の球状星団
Civet - 2014/09/04(Thu) 08:33 No.2467 | |
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夢作さん、ジークさん、おはようございます。 お二方の精力的な撮影の成果、楽しませていただいております!
さて、M11の画像を拝見していて思ったのですが、屈折の方が暖色系の表現というか、黄色い星が多く写っている気がします。 眼視で散開星団を見た場合にも、同じような傾向に見えるのですが、写真でもそういう違いが出てくるのでしょうか?
写真の場合は画像の後処理の条件にもよるかもしれませんが・・・・ |
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Re: さそり座の球状星団
夢作 - 2014/09/04(Thu) 22:31 No.2468 | |
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Civetさん、こんばんは。
そうですね、私も同じように感じています。 確定的なことはデータ不足のため言えませんが、反射鏡のアルミメッキ(+SiOコート)の分光反射率と、 屈折対物レンズの硝質や光学設計、コーティングによって異なる分光透過率の違いによるものかもしれませんね。
一例として、下に掲げた表は、私がメッキを依頼している取引先の測定による25cm鏡の分光反射率のグラフですが、 縦軸は反射率、横軸は光の波長を表しています。
この測定表を見ると、緑色光付近(波長500〜550nm付近)では92%位の反射率ですが、赤色光の600nm付近では89%位に低下して、 Hαに近い650nm付近となると86%程に落ちています。
屈折の分光透過率のグラフが無いので正確なことは判りませんが、屈折の場合はおそらく赤色側が反射ほど低下せずに、 もっとフラットに伸びていると思われます。 また赤色光と逆の紫外域に近い青色光側は、反射よりも低下していると思われます。
上記のことが原因になって、Civetさんがおっしゃるような印象に繋がっているのではないでしょうか・・・
同じ反射鏡でも、赤色側の反射率が高い銀メッキを施せば屈折と同じような色合いになるかもしれませんね。
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Re: さそり座の球状星団
ジーク - 2014/09/05(Fri) 01:05 No.2469 | |
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夢作さん、Civetさん、こんばんは。
当方のM11画像は、NikonのテレコンバータTC-14を使用しているので、それによる赤ニジミが影響しているのかもしれません。
R200SS+コマコレクタ1 と FS-102直焦点 によるM13の画像を 貼ります。R200SSは反射系ですが、コマコレクタの影響でかなり赤ニジミが出ています。一方、FS-102の像は、赤ニジミが少ないです。 (撮影日が違うので、空の状態に差がありますが。。。FS-102で撮影した日は透明度が悪かった) |
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Re: さそり座の球状星団
Civet - 2014/09/05(Fri) 21:52 No.2470 | |
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夢作さん、こんばんわ
アルミメッキと比べ、長波長域で有利な銀メッキは数年前に某スターパーティでも話題になっていて、何台か見せてもらったのですが、確かに二重星団の黄色い星が多く見える、M42のエンジ色が見やすい、などの効果がある気がしました。
しかし、その後、アルミメッキでも比較的新しい製品では、同じような彩度が感じられ、メッキが新しいからなのか、それともコーティング等が進歩したからなのかが、よくわからないまま今に至っています。 |
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Re: さそり座の球状星団
Civet - 2014/09/05(Fri) 21:59 No.2471 | |
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ジークさん、こんばんわ。
なるほど、眼視の場合、赤色光の感度が非常に低いので、テレコンバーターやコマコレクターによる「赤にじみ」があったとしても、ほとんど問題にならないのでしょうけど、写真の場合、赤もしっかり写るので、あたかも色温度が下がったような星野の表現になる、ということがあるのですね。
そう言えば昔、ボーグのアクロマートレンズで星雲星団を撮影していた頃に、「青にじみ」に関して同じような経験をしました。 |
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